先輩インタビュー

会社説明会に参加した時に初めて「非破壊検査」というワードを耳にして、構造物などを破壊せず検査することに興味を抱いたからです。大学時代のテーマは、主に船に関することだったのですが、私は船だけではなく、「流体」・「力学」・「電気」等について幅広く学びました。面接の際、一点特化の知識ではなく、幅広い知識が強みになる仕事と聞き、入社を決めました。

私の担当は、水力発電設備の劣化診断業務や水中ロボットを用いた点検業務です。劣化診断業務では、対象となる鋼構造物の「板厚測定」や「膜厚測定」等を行い、得られたデータを取りまとめ安全性を診断しています。水中ロボット点検業務では、ダム湖などに位置する構造物の状況を確認しています。

報告書作成の際に、初めて見るような計算式や使用したことのないツールを使うことです。経験を積むことで習得はできましたが、初めは相当な時間を要していました。

些細な疑問や違和感でも、放置せずに調べたり人に聞いたりすることです。理由は、個人の判断で業務を進めることによって、問題が発生してしまう可能性があるからです。また、疑問解決は自身の知識向上にもつながりますし、上司や先輩など社内の方々とのコミュニケーションを図ることができる点においても重要だと思っています。

仕事の幅が広がり、任される業務も増え、現地業務に同行する機会も多くなったことです。また、報告書作成でも以前は先輩の補助作業でしたが、全てを任せてもらえるようになりました。